チャバコ販売、障害者が応対 富士宮に22日、直売所オープン

 粉末スティック茶をたばこ風のパッケージに詰めた「チャバコ」を手掛ける掛川市東山の茶販売業・ショータイム(森川翔太代表)が22日、障害者就労支援事業所と連携し、利用者の就労支援を兼ねたチャバコ直売所を富士宮市東町にオープンさせる。開店に向け、利用者が販売の練習に取り組んでいる。

直売所オープンに向け、利用者と販売の流れを確認する森川翔太代表(左)=3月上旬、富士宮市東町
直売所オープンに向け、利用者と販売の流れを確認する森川翔太代表(左)=3月上旬、富士宮市東町

 店頭に立つのはチャバコの箱詰めや発送業務の委託を受ける同市の障害者就労継続支援B型事業所・C―plus富士宮の利用者。日頃製作している商品に対して客の反応や声を直接感じてもらうことで利用者のやる気につなげる狙い。事業所の鈴木正規代表は「利用者自身の成長や外に出ていくきっかけになる」と期待を寄せる。
 直売所はショータイム富士宮営業所1階を改装して開設する。利用者がお金の受け渡しや商品紹介を楽しみながら取り組めるようにと、昔ながらのレジスターや冷蔵庫などを用意した。販売価格も税込み500円と千円で計算しやすい設定だ。
 店内には購入した商品を飲みながらくつろげる喫茶コーナーを併設した。「茶室の中では誰もが平等。そんなお茶の精神を僕なりに解釈した形」と森川代表。「国籍や性別、職業、障害などの社会的なカテゴリーに関係なく、誰もがありのままの自分で周囲と向き合える場所に育んでいきたい」と思い描いた。
 (富士宮支局・吉田史弥)

いい茶0
メールマガジンを受信する >