【BOOK】静岡新聞社の本 「渋沢栄一と静岡 改革の軌跡をたどる」

 日本資本主義の父といわれ、1万円札の新しい顔となった渋沢栄一。数多くの企業を設立し、社会福祉事業にも尽力した人物だが、かつての主君徳川慶喜が暮らす静岡藩で過ごした事実はあまり知られていない。
 92歳の天寿を全うした彼の生涯のほんの一こまに過ぎないが、それは地元商人らとともに藩の経済改革に汗を流す濃密な日々だった。
 日本近世史を研究する著者が、栄一の歩みに静岡とのゆかり、先人たちとの交流を重ねながら、今日の郷土発展につながる改革の軌跡を描き出す。
 (岡村龍男著・1650円)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞