「越境学習」推進へ協議会 浜松で発足 社外研修の事例紹介

 浜松市で人材育成事業などを展開する6社が発起企業となって浜松越境学習推進協議会(略称・ハマエツ)を設立し、19日に発足イベントを同市中央区の起業家支援拠点FUSEで開いた。社員が社外の研修や組織で学ぶ「越境学習」の利点や事例を紹介した。

越境学習の利点や事例を紹介したイベント=19日午後、浜松市中央区の起業家支援拠点FUSE
越境学習の利点や事例を紹介したイベント=19日午後、浜松市中央区の起業家支援拠点FUSE

 同協議会の特別顧問を勤める法政大大学院の石山恒貴教授と、発起企業の1社で、組織開発支援のあまねキャリア(浜松市中央区)の沢渡あまねCEOらが登壇した。
 石山教授は「イノベーションには失敗が必要だがアウェーの方が挑戦しやすい」と越境学習の長所を説明。デジタルトランスフォーメーション(DX)を越境学習した企業で退職率が改善した事例などを紹介し、「大企業よりも、中小企業の方が効果は大きい」と強調した。沢渡CEOは同協議会を通じて「学びを軸にした新しい文化を浜松発でつくりたい」と語った。
 中野祐介市長も講話した。市の産業発展の歴史を紹介した上で「交わって融合して新しいものができる風土が昔からある」と述べ、越境学習の取り組み拡大に期待を寄せた。

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