鈴木康友氏「経験、知見、人脈 全て注入」【静岡県知事選 立候補者の横顔】

 静岡県知事選(9日告示、26日投開票)立候補者に、自身のプロフィールのほか静岡県への思いや、県政課題に対する主張、今後の抱負などを聞いた。

photo03 鈴木康友(すずき・やすとも)氏 66歳 無所属、新人
 「衆院議員2期5年、浜松市長4期16年で培った経験、知見、人脈を全て注ぎ込む」と強い覚悟で知事選に臨む。原点に立ち返る思いで、2007年の市長初当選時のスローガン「やります!」を掲げ、産業政策を中心に浜松で取り組んだ施策を東部、中部、西部と県全域に展開し、それぞれの地域特性や資源と組み合わせた成長戦略を描く。
 昨年4月末に市長を退任し、約25年にわたる政治生活に区切りをつけ、地方創生やスタートアップ(新興企業)支援に携わるコンサルティング会社を設立。事業は軌道に乗り始めていた。川勝平太知事の辞意表明は「青天のへきれき」だったが、「まだ方向転換できる年齢。天命と思い、人生最後のご奉公を」との思いで出馬を決意した。
 伊豆半島より広く、都市部から過疎地まで幅広い表情を持つ浜松市を「国土縮図型都市」と表現し、「あらゆる行政課題が詰まっていた。そこでの経験があるから、自信を持って『やります』と言える」と強調する。一方で、「県は市町の提案を取り入れたり、寄り添ったりする姿勢が欠けていた」と指摘し、「『ご用聞き』として市町の頑張りを支えたい」と首長経験者ならではの視点で語る。
 松下政経塾を開き、国家や自治体経営の教えを説いた松下幸之助氏と、市長選出馬に導いたスズキの鈴木修相談役を「人生の転機をつくってくれた師」と仰ぐ。座右の銘は、教師だった父が好んで使った「至誠通天」。妻と2人暮らし。

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