沼津に「あわしまマリンパーク特需」 閉館惜しみ観光客急増 ラブライブと相乗効果も

 沼津市の水族館「あわしまマリンパーク」の閉館を惜しむ駆け込み来館者が1月下旬以降に急増し、地元経済に特需が起きている。水族館が登場する人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」との相乗効果もあり、交通機関や宿泊施設などはにぎわいを見せている。

あわしまマリンパーク最寄りのバス停で沼津駅行きのバスを待つ人たち。地元経済に特需が起きている=12日午後、沼津市
あわしまマリンパーク最寄りのバス停で沼津駅行きのバスを待つ人たち。地元経済に特需が起きている=12日午後、沼津市
あわしまマリンパーク最寄りのバス停で沼津駅行きのバスを待つ人たち。地元経済に特需が起きている=12日午後、沼津市
あわしまマリンパーク最寄りのバス停で沼津駅行きのバスを待つ人たち。地元経済に特需が起きている=12日午後、沼津市
あわしまマリンパーク最寄りのバス停で沼津駅行きのバスを待つ人たち。地元経済に特需が起きている=12日午後、沼津市
あわしまマリンパーク最寄りのバス停で沼津駅行きのバスを待つ人たち。地元経済に特需が起きている=12日午後、沼津市

 東海バスが運行する水族館経由の路線バスは1月22日の閉館発表後、乗客が以前の3倍以上になった。週末を中心に可能な範囲で増便し、10~12日の3連休は乗り場に案内係を配置した。担当者は「平日も乗りきれない場合がある」と驚きを隠さない。入館制限を見越して早朝から訪れる人も増え、混雑のピークとなる時間帯は早まっているという。
 JR沼津駅前の沼津観光案内所が販売するバス往復乗車券と水族館入園券のセットは売り上げが5倍以上に伸びた。混雑で入館を諦めた人からの問い合わせには、別の観光名所を紹介している。
 水族館と同じ離島の淡島にある「淡島ホテル」は、閉館発表からの2週間程度で通常の1カ月分の予約が入った。週末はほぼ満室。運営会社の杉森大樹社長(41)は「短期間でここまで予約が集中することはない」と話す。直前の予約も多く、「従業員に勤務時間や業務内容を変えてもらうなど懸命に対応している」とうれしい悲鳴を上げる。
 影響は水族館から離れた沼津駅周辺にも及ぶ。ラブライブ!で登場した「沼津あげつち商店街」は、水族館の前後に立ち寄るファンでにぎわう。韓国やシンガポールから足を運んだファンもいるという。
 地元の事業者は水族館の営業再開に向けた動きを注視する。宿泊業者は「一定の需要が長く続くのが望ましい。そのために観光施設があるのは強みになる」と期待した。

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