ロボット動作計画 AIで自動生成 矢崎総業とNEC

 自動車機器大手の矢崎総業(東京)とNECはこのほど、自動車の電気・電子機器をつなぐワイヤハーネスの製造で、複数の生産ロボットの動作計画を人工知能(AI)を使って自動生成した。実証実験では、技術者が40日前後かけていた産業用ロボットの動作計画作成作業「ティーチング」がわずか1日で可能になったという。

複数の生産ロボットを使った製造現場のイメージ
複数の生産ロボットを使った製造現場のイメージ

 生産速度を高める動作計画もAIで作り、「製造工程時間の約10%短縮を実現した」としている。量産試験を実施し、2025年夏の実導入を計画する。
 NECが開発した「デジタルロボット動作計画ソリューション(解決策)」と、矢崎総業の「ロボットシステム・シミュレーター」を組み合わせた。作業内容や製品データをAIに入力し、シミュレーターと連携させ、生産ロボットが相互作用しない動作計画を自動生成した。
 製造現場での安定生産や品質向上、人手不足解消などにつながると期待され、NECは24年中にソリューションの製品化を目指す。
 (東部総局・杉山諭)

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