南伊豆町と民間の焼却実験 一般廃棄物35%減量確認 

 南伊豆町と東京都の環境エンジニア業「ジェット」は22日、一般廃棄物を低量化して焼却する実証実験について、減量効果を確認したと明らかにした。岡部克仁町長は「成果が得られたので、何らかの形で将来的に導入したい」と話した。
 実験は2022年10月から1年間にわたり町内で実施していた。同社が開発した「急速発酵乾燥資源化装置」(ERSシステム)を使った。同社は町の既存の処理方法に比べ、平均で35・2%の減量効果があったほか、同システムの発酵乾燥処理で悪臭が抑制されたと説明。温室効果ガスの排出量も減ったとしている。使用済み紙おむつで実験した結果、水分が多いこともあって平均65・4%の減量化につながったという。共同研究者の小林高臣長岡技術科学大教授は「低炭素化社会に貢献できる。伊豆の循環型社会の実現につなげたい」と訴えた。
 同社と町は引き続き実証実験を進める方針。システム導入により総額でコスト低減が実現できるかは現時点で不明という。
 (下田支局・伊藤龍太)

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