⚽静岡学園、首位と勝ち点差3 履正社に2ー1 高円宮杯Uー18プレミアリーグ
サッカーの高円宮杯Uー18(18歳以下)プレミアリーグ西地区は19日、第20節6試合をエスプラットフジスパークなどで行った。静岡学園高は履正社高に2ー1で勝利したが、磐田ユースは鳥栖ユースに0ー1で敗れた。

暫定で静岡学園高は首位の広島ユースと勝ち点差3の3位、磐田ユースは自動降格圏と勝ち点差2の10位。26日には静岡学園高と磐田ユースが対戦する。
▽東地区
青森山田高(47) 2(1―0 1―1)1 前橋育英高(群馬)(23)
柏ユース(33) 3(1―0 2―0)0 尚志高(福島)(43)
大宮ユース(17) 1(1―0 0―0)0 流通経大柏高(千葉)(25)
市船橋高(千葉)(30) 2(1―1 1―0)1 横浜Mユース(17)
▽西地区
静岡学園高(37) 2(1―0 1―1)1 履正社高(大阪)(10)
鳥栖ユース(24) 1(1―0 0―0)0 磐田ユース(23)
横浜FCユース(31) 5(3―2 2―1)3 神村学園高(鹿児島)(21)
広島ユース(40) 2(0―1 2―0)1 大津高(熊本)(27)
東福岡高(28) 2(1―0 1―0)0 米子北高(鳥取)(30)
神戸ユース(39) 3(1―0 2―0)0 名古屋ユース(27)
圧力掛け続け白星 土壇場のPKで決勝点 圧力をかけ続けた静岡学園高が土壇場のPKで履正社高を下し、しぶとく白星をつかんだ。川口監督は「課題の多い試合だったが、諦めない気持ちが出たのは良かった」と勝負強さを評価した。
前半27分にMF宮崎が相手バックパスをさらって先制。後半開始早々に追い付かれたが、その後はボールを保持して圧倒的に攻め続けた。ただ、積極性を欠いて中央からの突破が少なく、サイドからの攻撃も思うように機能しなかった。
45分のMF高田のシュートもポストにはじかれ、引き分けかと思われた終了間際にPKを獲得。選手間で譲り合う中、指揮官の指示でキッカーを務めたのは高田。背番号10は確実に決め、「引いて守る相手を崩せずチャンスは数少なかったが、次につながる勝ち点3」と胸を張った。
残り2節で首位の広島ユースとは勝ち点差3。けが明けでトップ下を務めたMF大村は「最後に運動量が落ちたが、状態は万全。チーム全体でイージーミスをなくして球際厳しく行き、2連勝して他力だが可能性に懸けたい」と意欲を高めた。
(運動部・寺田拓馬)