注染そめ浴衣 涼しげ 浜松学芸高生 踊ってPR 浜松市西区で実演会
浜松学芸高(浜松市中区)の部活動として地域活性化に取り組む「地域調査班」の生徒たちが12日、地元の伝統技法「浜松注染そめ」の浴衣をアピールする実演会を西区の遊園地「浜名湖パルパル」で開いた。

1、2年生18人がコイやミカンをイメージして染めたという涼しげな浴衣を着て踊りを披露した。昭和から令和までの流行歌に合わせ、自分たちで考えた振り付けで手を振ったり、その場で回ったりした。
実演会はお盆休みを利用して県内外から訪れる家族連れらに地場産業を知ってもらおうと開催。衣装は南区の白井商事が協力した。同部活のパフォーマンスリーダーで2年和田優月[ゆづき]さん(16)は「浜松注染を知らなかったという人にも魅力が伝わればうれしい」と話した。
(浜松総局・松浦直希)