清水ホビーショー開幕 愛好家の力作ずらり 清水マリンビルなどで13日まで
静岡市を代表する模型産業を市内全体で盛り上げようと清水港日の出地区で12日、「第1回清水ホビーショー」(実行委主催)が開幕した。模型作品の展示会や工作体験コーナーなど「見て作って動かして遊ぶ!」をテーマにした港内2会場には多くの模型愛好家や家族連れが集まりにぎわった。ショーは13日まで。
清水マリンビル会場で開いた合同作品展には静岡県内各所のモデラーズクラブが参加した。軍用機や戦車を精密に再現したスケールモデルから改造を施し完成度を高めたキャラクターモデル、怪獣のフルスクラッチ作品まで、力作が会場を埋め尽くした。来場者は許可を得て写真を撮ったり、製作法について質問したりと作品展を満喫した。同ビルではそのほか、タミヤのラジオコントロールカー体験会や工作コーナー、船舶模型の操縦体験なども行った。
清水マリンターミナル会場には模型メーカーのアウトレットコーナーや模型愛好家によるフリーマーケット「モデラーズフリマ」のコーナーを設けた。会場内には鉄道模型が展示されたほか、親子で乗れるミニ電車も走り、子どもから大人までホビーショーを楽しんでいた。