新商品など好調 中間決算は増収 ポーラ・オルビスHD

 ポーラ・オルビスホールディングスが31日発表した2023年6月中間連結決算は、売上高が前年同期比9・0%増の858億3600万円、経常利益は28・3%増の113億8900万円、純利益は32・1%減の74億400万円だった。
 新型コロナウイルスの感染対策緩和による経済活動の正常化やインバウンド(訪日客)を含む人の移動の回復、新商品の投入効果で主力のポーラブランドを中心に国内外で売り上げを伸ばした。前年に米国連結子会社の清算に伴う法人税等調整額を計上した反動で純利益は減少した。
 通期連結業績予想を上方修正し、経常利益を期初予想比15・9%増の175億円、純利益を16・0%増の116億円とした。売上高は据え置いた。

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