中間予想 上方修正 共和レザー

 共和レザーは28日、2023年9月中間連結決算の業績予想について、半導体不足緩和に伴う国内自動車メーカーの生産回復を受け、純利益が期初予想比4倍の4億円、経常利益は3倍の4億5千万円に上方修正した。
 売上高は4・4%増の235億円を見込む。エネルギー価格高騰影響は続くが、想定より生産回復の時期が早まり自動車用シートの受注が増えるほか、円安効果に加え、価格転嫁も進む。
 通期予想は経常利益が期初予想比5・0%の上振れを見込むが、回復を見込んでいた中国市場の停滞が長期化するとみて売上高、純利益は据え置く。
 同日発表した23年4~6月期連結決算は、売上高が7・3%増の114億9900万円、経常利益は8・5%増の3億4500万円、純利益が4・9%減の2億1700万円。

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