国1バイパス 4車線化を 藤枝市長、国交省に推進要望

 藤枝市の北村正平市長は28日、国土交通省に豊田俊郎副大臣を訪ね、国道1号藤枝バイパスの全線4車線化事業の推進を要望した。特に、渋滞が激しい広幡インターチェンジ(IC)―薮田東IC区間の早期供用開始を求めた。
 北村市長は終了後の取材に、4車線化の実現に向けた工事が佳境に入っているとの認識を示し「さらなる促進をお願いした」と述べた。瀬戸谷地区での「道の駅」の整備への支援も訴えたと説明。既存の温泉施設「ゆらく」の隣接地で陶芸センターとの一体的な運用を計画していて、「中山間地活性化の拠点になる」と強調した。
 豊田氏は4車線化について「鋭意努力していく」などと応じたという。自民党の井林辰憲氏(衆院静岡2区)と若林洋平氏(参院静岡選挙区)が同席した。

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