静岡倶楽部「科学研究奨励賞」 小中学生8人表彰

 静岡市の経済人らでつくる「静岡倶楽部」(杉山義郎理事長)は11日、市内の小中学生を対象にした科学研究奨励賞の伝達式を同市葵区で行った。子どもらしい発想の研究計画を提案した小学6年から中学2年までの8人を表彰し、研究費用として助成金を贈った。

杉山理事長(右)から表彰を受ける生徒=静岡市葵区
杉山理事長(右)から表彰を受ける生徒=静岡市葵区

 杉山理事長がそれぞれの研究テーマに対して感想を伝えながら児童生徒に賞状を手渡した。熊野善介審査委員長(静岡大名誉教授)は「わくわくする研究テーマばかりだった」と評価した。
 児童生徒は計画を基に研究に取り組み、成果を報告書にまとめて来年2月までに提出する。
 受賞者、テーマは次の通り。
 【中学生】山根智莉(清水南2)「コシアカツバメを絶滅から救えパート3」▽加藤諭(城内1)「微生物燃料をエネルギーとして生産するためには」▽金井楽歩(安東1)「クマムシの目の謎を明らかにする」
 【小学生】小泉尚志(静岡大付属静岡6)「さがせ 身近にある石パート5」▽辻知里(同6)「皆がより効率よく生活できることを目指した、両利きになることを支援する装置の開発」▽鈴木智丈(同6)「3つ穴ボタンはどうして少ないのかパート2」▽谷妃菜里(賤機南6)「つるなしいんげんの発芽について」▽渡辺豊二郎(川原6)「花にでんぷんがあるか」

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