物価高騰対策の補正予算案など可決 湖西市議会
湖西市議会6月定例会は21日に本会議を開き、第2子以降の保育料無償化を盛り込んだ2023年度一般会計補正予算案のほか、物価高騰対策として追加上程した補正予算案を含む19議案を原案通り可決し、閉会した。追加上程分の補正予算は、国の地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰の影響を受ける中小事業者への支援や給食費の補助などを行うもので、補正額は2億595万6千円。
追加上程した補正予算には、人工呼吸器が必要な医療的ケア児者がいる世帯への光熱費助成に150万円、飲食事業者を支援するプレミアム付きデジタル商品券事業に4550万円、高圧電力を使う中小企業への補助金交付に7800万円、保育施設と小中学校の給食費補助に1547万7千円を計上した。そのほか、環境センターの火災を受けて不燃ごみ処理を浜松市に委託する委託料と、災害対応に活用する予備費の増額も盛り込んだ。
市議会のあり方や議会活動の広報に関する調査研究を行うため、広報、広聴、議会活動推進の3特別委員会の設置も決めた。