天竜ボート場が被災 8艇損傷、大会中止 台風2号豪雨で

 台風2号の豪雨により、浜松市天竜区月の天竜ボート場で競技用のボートや設備が損傷する被害が出た。25日に予定されていた市民ボート大会は中止が決定。所有者の市が、被害状況の把握と今後の対応の検討を進めている。

艇庫の浸水により損傷した競技用ボート=9日午前、浜松市天竜区月の天竜ボート場
艇庫の浸水により損傷した競技用ボート=9日午前、浜松市天竜区月の天竜ボート場

 市によると、2日から3日未明にかけて降った大雨で、ボート場艇庫裏の沢が氾濫。艇庫1階が1メートルほど浸水し、保管してあったボートやローイングマシンなどが損傷した。
 ボートは少なくとも8艇にひび割れや傷が確認されており、ローイングマシンも10台ほどメーターの取り換えが必要な状態という。浮桟橋とスタート台も増水により岸や柵に乗り上げ、一部に損傷がみられる。市は配艇場の泥の掃き出しや業者によるボートの検査を行った上で、復旧作業に入る予定。
 天竜ボート場は旧天竜市時代にオープン。天竜川の船明ダム上流に位置し、2000メートルの直線コースを備える「ボートの聖地」として知られる。毎年3月には全国高校選抜ボート大会の会場として使用されている。
 市の担当者は「被災はボート場ができてから初めて。高額なものが多いため、頭が痛い。被害の確認を進めながら、必要な対応を考えたい」と話す。

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