モンゴルの子どもに 島田のランドセル 榛北地区労福協などリサイクル63個

 モンゴルの子どもたちに使われなくなったランドセルを贈る島田市と市国際交流協会の活動に賛同し、島田榛北、志太、榛南の3地区の労働者福祉協議会がランドセル63個を集めた。島田榛北地区労福協の樋熊敦志会長らが6日、市役所を訪れ、市国際交流協会モンゴル友好委員会の曽根嘉明委員長にランドセルを手渡した。

曽根委員長にランドセルを手渡す樋熊会長(右)=島田市役所
曽根委員長にランドセルを手渡す樋熊会長(右)=島田市役所

 島田榛北地区労福協は2020年度にランドセル収集を開始し、昨年度から志太、榛南も含め3地区に広がった。樋熊会長は「島田市とモンゴルの友好につながってほしい」と述べ、曽根委員長は「現地の子どもたちがこのランドセルを背負って学校に通ってくれるとうれしい」と話した。
 市と国際交流協会の取り組みは5回目を迎えた。集まったランドセルは子どもたちの手紙も添えて、ウランバートル市バヤンゴル区の福祉施設などに贈られる。

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