浜松・引佐で遺体発見 不明の30代男性か 大雨で土砂崩れ

 浜松市北区引佐町渋川の土砂崩れ現場で3日深夜、男性の遺体が見つかった。細江署は崩落に巻き込まれて倒壊した木造平屋建て民家の住人で、行方不明になっている30代男性とみて、身元の確認を急いでいる。

土砂崩れ現場で見つかった男性の遺体を運ぶ消防隊員ら=4日午前1時25分ごろ、浜松市北区引佐町渋川
土砂崩れ現場で見つかった男性の遺体を運ぶ消防隊員ら=4日午前1時25分ごろ、浜松市北区引佐町渋川

 同署や市消防局などによると、3日午後11時半ごろ、流された民家の北側付近で、消防隊員が土砂に埋まった状態の遺体を発見した。災害救助犬の活動で、反応が見られたポイント数カ所のうちの一つだったという。
 土砂崩れは同日午前7時半ごろ、近隣住民からの119番で発覚した。市消防局は現場付近で停電があった2日午後9時半ごろ発生したとみている。

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