小山町商工会 コロナ後対応推進 通常総会

 小山町商工会はこのほど、2023年度通常総会を同町で開き、本年度事業計画などを決めた。行政や金融機関、教育機関、町民などと連携して中小企業・小規模企業の振興に力を注ぐ方針を確認した。
 会員は物価高騰や消費人口の減少、会員の高齢化、後継者不足などさまざまな課題が重なる厳しい状況を確認。小野寛幸会長はあいさつで、「地域経済の根幹を支える商工会としてアフターコロナを見据えた対応を推進し、行政および関係機関と連携・強調して庁内の事業所を盛り上げていきたい」と述べた。
 本年度事業計画では、キャッシュレス決済について店側が学ぶ講習会の開催や決済用端末購入時の助成金交付などによる町内商工業者のデジタルトランスフォーメーション(DX)化の推進、にぎわいの創出事業と魅力ある商品の創造支援などを重点とした。

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