児童に「うるせー」 静岡の不適切指導教諭、日常的に使用
静岡市清水区の小学校で教諭が低学年児童に対して太ももを椅子に粘着テープで固定する不適切な指導を行ったことをめぐり、静岡市教委は28日夜の保護者説明会の後、市役所清水庁舎で記者会見を開き、本野雄一郎教育局次長が「このような事態を招き申し訳ない。さらに調査を進め、事態を精査していく」と謝罪した。不適切な指導をした教諭への処分は今後検討するとした。
会見で、教諭が担任する学級内で「うるせー」などと荒い言葉を日常的に使用していたことも明らかにした。このほか、泣いている児童に対して「ピーピー泣くんじゃない」などと言い放つこともあったという。
市教委は「うるせーと言われ怖かった」と保護者に話す児童もいたとして、子どもを怖がらせる不適切な発言だったと認めた。本野次長は「他に言い方があった。子どもに対して使うべき言葉ではない」と述べた。