声合わせ歌う 喜び実感 浜松の合唱団体験会
NPO法人浜松フロイデ合唱団はこのほど、音楽普及事業の一環で、合唱体験レッスンを浜松市中区の浜松科学館ホールで開いた。コロナ禍を経て5年ぶりの開催。小学生から70代までの団員や一般の約70人が参加し、声を合わせて歌う喜びを実感した。

合唱指導者斎藤令さん(61)=埼玉県=のアドバイスを受けながら、ピアノ伴奏に合わせて「さくら」「夏は来ぬ」など7曲の二部合唱に臨んだ。全員で歌詞を読み上げ、込められた意味や情景を思い浮かべながら、伸びやかな歌声を響かせた。
マスク着用以外はコロナ禍前のレッスンに戻った。晝馬るみ副理事長(68)は「思うように音楽ができない時期が長かったが、皆で合唱を楽しめた。今後も音楽に触れ、心を豊かにしていきたい」と話した。