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⚽藤枝MYFC、徳島に3-0 本来の攻撃取り戻す サッカーJ2第17節

 明治安田J2リーグは21日、各地で第17節の試合が行われ、藤枝は徳島を3-0で下した。

藤枝―徳島 前半39分、先制ゴールを決める藤枝・榎本(左)=藤枝総合運動公園サッカー場(写真部・杉山英一)
藤枝―徳島 前半39分、先制ゴールを決める藤枝・榎本(左)=藤枝総合運動公園サッカー場(写真部・杉山英一)
藤枝―徳島 前半39分、先制ゴールを決める喜ぶ藤枝・榎本(手前右)=藤枝総合運動公園サッカー場(写真部・杉山英一)
藤枝―徳島 前半39分、先制ゴールを決める喜ぶ藤枝・榎本(手前右)=藤枝総合運動公園サッカー場(写真部・杉山英一)
藤枝―徳島 前半39分、先制ゴールを決める藤枝・榎本(左)=藤枝総合運動公園サッカー場(写真部・杉山英一)
藤枝―徳島 前半39分、先制ゴールを決める喜ぶ藤枝・榎本(手前右)=藤枝総合運動公園サッカー場(写真部・杉山英一)


①藤枝サ▽観衆2353人
藤 枝 7勝2分け8敗(23) 3(1―0 2―0)0 徳 島 3勝8分け6敗(17)
▽得点者【藤】榎本(1)岩渕(2)横山(3)

 【評】藤枝が本来の攻撃を取り戻し、徳島に3-0で完勝した。
 前半から圧倒的にボールを支配し、相手陣に攻め込んだ。先制点は39分、小笠原からのサイドチェンジを受けた榎本が右足でゴール右隅に突き刺した。
 後半も攻撃の手を緩めず、13分に久保のクロスに岩渕が詰めて2点目。44分にも久保のクロスを横山が待ち受け、とどめを刺した。守ってもGK上田を中心に最後まで集中を切らさず、無失点で試合を終わらせた。


 快勝でトンネル脱出
 4連敗のトンネルを抜け、成長した姿をホームのサポーターに見せた。藤枝は清水、磐田に続けて敗れた教訓を生かし、90分間試合をコントロール。須藤監督は「三国決戦で経験値が上がった。勇気を持ってプレーすれば勝てると確信に変わった」と胸を張った。
 口火を切ったのはMF榎本。左サイドでボールを受けると、DFを抜ききらずに右足でシュート。「練習していた形。『決めきる』という課題を克服できた」と今季自身初ゴールを振り返った。
 ピッチを縦横無尽に駆け回り、存在感が際だったのはMF横山。ボランチとしてボールに関わり続けて攻撃を演出し、2点目を決めた岩渕に「前で待ってれば、ボールが出てくる」と言わしめた。
 試合を通じ、攻撃でゴール前に入る回数と人数で大きく相手を上回った。試合終了間際に決定的な3点目を挙げた横山は「相手陣でボールを保持し続け、攻撃がスピードアップした時に連動できた」と自分たちのスタイルに自信を深めた。
 GK上田の好セーブとDFの集中力も光った。完封勝ちは11試合ぶり。DF小笠原は「前半耐えれば後半いけるというプラン通り。2点取って守るのではなく、3点目を奪いに行くのがこのチーム」と笑みを浮かべた。
 エース渡辺を出場停止で欠いての完勝に、指揮官は「違うタイプの選手が長所を発揮し、多彩な色が出た。今後もチーム全員で立ち向かい続けたい」と決意を新たにした。

 

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