副駅名は「本を読もう 沢渡あまね」 看板お披露目 天浜線浜名湖佐久米駅

 天竜浜名湖鉄道は19日、浜名湖佐久米駅(浜松市北区三ケ日町)の副駅名に「本を読もう 沢渡あまね」を採用し、同駅で新たな駅名看板の除幕式を開いた。天浜線の駅名スポンサー制度の11駅目。期間は2025年3月末まで。

浜名湖佐久米駅の新たな駅名看板を除幕した松井社長(右)と沢渡さん(中央)=浜松市北区三ケ日町
浜名湖佐久米駅の新たな駅名看板を除幕した松井社長(右)と沢渡さん(中央)=浜松市北区三ケ日町

 作家の沢渡あまねさん(47)が代表を務め、企業の組織開発支援などに取り組む「あまねキャリア」(同市中区)が命名した。同社は同駅近くに事務所を構えている。看板には、沢渡さんと本、冬に同駅に飛来するユリカモメのイラストを描いた。
 式典には天浜線の松井宜正社長や沢渡さんらが出席した。沢渡さんは「日本全体で本を読む人が減っている。電車に揺られながら本を読んでもらうなど、三ケ日地域に読書の文化を広げていきたい」と話した。

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