杭州市訪日団 「提携深める」 浜松市長を訪問

 浜松市と友好都市協定を結ぶ中国・杭州市(浙江省)の投資促進局関係者ら訪日団7人が13日、市役所に中野祐介市長を表敬訪問した。今後の経済交流や投資、企業誘致の方向性を探る狙いで、17日まで6日間の日程で来日中。推進するカーボンニュートラルの実現に向けて、太陽光や風力など新エネルギーに関連した技術を持つ県内外の企業を視察する。

中野市長(右)を表敬訪問した杭州市の蔡投資促進局副局長(左から2人目)ら=浜松市役所
中野市長(右)を表敬訪問した杭州市の蔡投資促進局副局長(左から2人目)ら=浜松市役所

 訪日団代表の蔡善强投資促進局副局長は、新型コロナ禍からの回復や経済成長の現状、デジタルや商業など注力する産業分野について説明した上で、「浜松市とは多様なつながりができる。今後も提携を深めていきたい」とあいさつ。杭州市で9月に開幕するアジア大会もPRした。中野市長は北嶋秀明産業部長と迎え、「浜松は楽器や自動車、光、自然エネルギーなどに強みがある。経済や文化、スポーツなどいろいろな分野で連携協力をお願いしたい」と述べた。
 一行は訪問後、再生可能エネルギーの研究開発を行うグローバルエナジー(浜北区)を視察した。

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