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自民5区支部長、富士、小山、三島は細野豪志氏就任に合意

 自民党富士市富士支部と小山町支部は14日、各市町で非公開の会合を開き、空席状態が続く党衆院静岡5区支部長に、党静岡県衆議院支部長の細野豪志衆院議員(静岡5区)が就任することを容認する方針を決めた。近く県連に上申する。既に三島市支部は面会をしない方針を決め、事実上容認する見通し。御殿場市支部は15日に細野氏と面談した。引き続き協議する。

細野豪志氏
細野豪志氏

 富士市富士支部の会合では、執行委員や分会長ら約20人が細野氏と意見を交わした。出席者によると、支部長として受け入れる条件などを協議し決定に至ったという。石橋広明副支部長は「わだかまりはある程度は取れたと思っている。今後、支部の分会を通じて党員に説明していく」と話した。
 小山町支部関係者によると、同支部の会合で細野氏は自民党入党の経緯や小山町の防災強化、にぎわい創出などへの貢献の思いを説明。出席者から「過去のことは腹の底にしまい、未来志向で党の発展を考えて力を結集しないとならない」との意見や「現在は主にどんな分野で活動しているのか」などの質問が出て細野氏と意見交換したという。
 同支部は13日に役員会を開き、容認の方向性を確認していた。小見山敏郎支部長は「納得しきれない部分はあるが、5区支部長が空席の状態は不安定。決定後は党の一層の結束と党員増加に努める」と話した。
 細野氏の5区支部長就任を巡っては、7日の5区代表者会議で6市町支部のうち、裾野、函南の2市町支部が容認を表明。残る4市町支部は細野氏との意見交換をした上で検討することを決めていた。御殿場市支部を残し、3支部が15日までに容認方針となった。

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