認知症高齢者の接し方学ぶ 御前崎・浜岡中

 御前崎市の浜岡中は12日、1年生約170人を対象に認知症への理解を深める講座を同校で開いた。市高齢者支援課の大石郁子さんが講師を務め、子どもたちは認知症の高齢者への適切な接し方について考えた。

認知症患者への適切な接し方について議論する生徒=御前崎市の浜岡中
認知症患者への適切な接し方について議論する生徒=御前崎市の浜岡中

 高齢化社会を迎える中、社会福祉への関心を高め、思いやり精神を育む狙い。大石さんは認知症の特徴的な症状として物事の判断力や記憶力の低下を挙げた。脳細胞が壊れることが原因で誰でも発症リスクがある病気だと指摘し「効果的な治療薬がないため周囲の支えが大切になる」と解説した。
 生徒らは高齢者の認知症行動を再現した映像を見た後、グループに分かれて患者に必要な配慮や言葉遣いについて議論した。今井梨里穂さん(12)は「高齢者に対して強い口調で攻めるのではなく、優しく寄り添うように接したい」と述べた。

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