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⚽藤枝MYFC 大卒新人の平尾、小関 スタメン争い熱く 窮地のチーム救えるか

 静岡三国決戦で救世主となるのはオレだ-。主軸のボランチ杉田主将がけがで長期離脱したJ2藤枝で、大卒新人の平尾拳士朗(22)と小関陽星(23)がスタメン争いに名乗りを上げている。13日のアウェー清水戦に向け、平尾が「チームと自分の価値を上げるチャンス」と意気込めば、小関も「観客が多いほど力を発揮できる。活躍して相手サポーターからブーイングを浴びたい」と決意を示す。

激しくスタメンを争うJ2藤枝の平尾(右)と小関。チームの窮地を救えるか=藤枝MYFCサッカー場
激しくスタメンを争うJ2藤枝の平尾(右)と小関。チームの窮地を救えるか=藤枝MYFCサッカー場

 前節のアウェー山形戦では2-0から逆転負けを喫したのに加え、ボランチの杉田主将と水野が2人ともけがで途中交代。特に杉田主将は右膝の靱帯(じんたい)断裂の大けがで今季はほぼ絶望となり、チームは試練を迎えている。
 「長いリーグ戦でけがは付きもの。チームとして成長するしかない」と覚悟を決める須藤監督に、必死のアピールを続けるのが大卒新人の2人。攻撃力が持ち味の平尾は、ここまでシャドーストライカーとして7試合に出場。ボランチは未経験だが、「ボールに触る回数を増やし、ゲームメークしたい。複数ポジションできれば、自分の幅が広がる」と前を向く。
 一方、小関はまだ公式戦で出番がない。平尾だけでなく、GK北村、DF山原と同期が経験を積む中、悔しさをバネに自主練習を積んでいる。「一度は頭がパンクした」というチーム戦術への理解も深まり、「長短のパスでリズムをつくり、前を向いてボールを運びたい」と試合へのイメージを膨らませる。

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