タマネギ大玉 甘み強く 沼津で目ぞろえ会

 JAふじ伊豆なんすんタマネギ部会は9日、出荷規格の統一と品質向上を目的に、初出荷に向けた目ぞろえ会を同JAの大平支店(沼津市)で開いた。生産者や市場関係者、学校給食職員など約20人が参加した。

タマネギの出荷基準を確認する生産者ら=沼津市のJAふじ伊豆大平支店
タマネギの出荷基準を確認する生産者ら=沼津市のJAふじ伊豆大平支店

 部会に所属する沼津、裾野、清水、長泉の4市町の生産者が作るタマネギは大玉で甘みが強く、身のしまりが良いのが特徴。関係者らはタマネギを手に取って形や大きさ、堅さなどの出荷基準を確認した。今年は65~70トンの出荷を見込んでいるという。6月以降、沼津市内の学校給食でも提供される。今年から同部会では収穫期に自動選別機を生産者らが持ち回りで使用する。笹原文彦会長(63)=同市=は「みんなで協力して、効率良く質の良いタマネギをたくさん出荷したい」と意気込んだ。

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