⚾加藤学園初戦は大垣日大 春季高校野球東海大会、組み合わせ決定 日大三島は東邦と

 第70回春季高校野球東海大会の組み合わせが9日、決まった。春の静岡県大会で初優勝を果たした加藤学園は大垣日大(岐阜2位)と、準優勝の日大三島は東邦(愛知1位)と初戦でぶつかる。大会は各県上位2校が出場し、20日から草薙、清水庵原球場で開催される。

春季高校野球東海大会組み合わせ
春季高校野球東海大会組み合わせ

 加藤学園は、切れのある直球と変化球との緩急で勝負するエース左腕吉川、最速140キロ超の右腕酒井に加え、県大会準決勝、決勝で好投した2年生右腕小沢が台頭した。大会を通して投手陣の厚みが増し、失点を計算できる。打線も2番大木を中心に調子は上向き。主力の主将太田が左肋骨(ろっこつ)の疲労骨折から復帰したことも大きい。
 日大三島は上位打線の綱島、永野が勝負強い。常に鋭い打球を飛ばし攻撃の軸となる。寺崎、池口も経験豊富で、杉山、相原は東部地区大会から好調を維持している。投手陣は主戦の技巧派左腕関野のほか、右腕永野も登板機会が多い。1年の右腕東海林も結果を出していて、登板の可能性がありそうだ。

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