富士山噴火監視 2年連続で助成 JT静岡支社
日本たばこ産業(JT)静岡支社は、地域社会の課題解決に取り組む「SDGs貢献プロジェクト」の助成事業に、NPO法人富士山測候所を活用する会の「富士山噴火監視モニタリングと防災」を選んだ。28日、助成金贈呈式を静岡市葵区の県地震防災センターで開いた。

同会への助成は2年連続。贈呈式では井上大爾支社長が同会の鴨川仁事務局長(県立大グローバル地域センター特任教授)に目録を手渡した。助成を記念し、「富士山の防災の最前線」と題した鴨川事務局長による講演も行った。
鴨川事務局長は講演で富士山の噴火の歴史を振り返りながら、超巨大地震と火山の噴火の関連や富士山の火山活動の監視状況などについて説明し、20人ほどの参加者が熱心に聞き入った。