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3市町長選平均47・50%、過去最低の投票率

 23日に投開票された統一地方選後半戦の静岡県内投票率は、3市町長選が平均47・50%、7市議選は43・97%、3町議選は46・21%で、後半戦の全ての選挙で前回選を下回った。このうち、3市町長選はいずれも過去最低を更新し、富士宮市、清水町は首長選で初めて50%を切った。
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 現職と新人による8年ぶりの選挙戦となった富士宮市長選は45・80%で、2015年の前回選を9・68ポイント下回り、1968年に記録した過去最低(54・45%)を大幅に下回った。
 現新の一騎打ちとなった清水町長選は、48・62%(前回比1・45ポイント減)、前回選と同じ顔触れの現職と元職の戦いとなった小山町長選は58・16%(同8・98ポイント減)で、過去最低だった前回選からさらに低下した。
 市町議選は、新人19人が乱立し、定数32を10人上回る激戦となった富士市が40・92%で1・64ポイント下回った。新人12人が出馬した沼津市は39・54%(前回比1・62ポイント減)。後半戦の選挙で最も投票率が低かった函南町は39・48%(同5・96ポイント減)で、沼津市とともに4割を切った。
 全選挙で最高は松崎町議選の73・98%(同1・85ポイント減)だった。

期日前投票 市町長選、市町議選ともに前回選から増加
 県選挙管理委員会は23日、統一地方選後半戦の期日前投票の最終結果を発表した。富士宮市長選は選挙人名簿登録者数の15・17%に当たる1万6419人が投票し、2015年の前回選に比べ1・14ポイント増。19年は無投票だった。清水町長選は13・78%で19年の前回比2・19ポイント増、小山町長選は15・86%で同0・46ポイント増加した。
 10市町議選は合計で選挙人名簿登録者数の12・63%に当たる9万1785人が投票し、12市町議選が行われた19年の前回選を1・67ポイント上回った。
 内訳をみると、7市議選の合計は12・40%に当たる8万2262人、3町議選は15・11%に当たる9523人がそれぞれ期日前に投票を済ませた。全市町で前回を上回り、富士市以外は1割を超えた。最も投票率が高かったのは下田市の28・05%で、松崎町26・12%、熱海市17・92%、湖西市16・58%、富士宮市15・17%と続いた。

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