⚾春季高校野球静岡県大会 組み合わせ決定 22日開幕
第70回春季高校野球県大会の組み合わせが17日、決まった。22日に草薙など5球場で開幕し、各地区の上位12校に選抜大会出場の常葉大菊川を加えた計37校が出場する。決勝は5月5日、草薙球場で行う。上位8校が今夏の全国選手権静岡大会のシード権を獲得し、上位2校は東海大会(5月20~23日、草薙、清水庵原球場)に出場する。今春から、タイブレークは延長十回から適用される。
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各校に圧倒的な力の差はなく、昨秋の上位校を中心とした優勝争いが予想される。昨秋県4強の常葉大菊川、常葉大橘、加藤学園、知徳に加え、県8強の御殿場西、浜松開誠館、静岡、聖隷クリストファーは順当に地区を勝ち上がった。さらに日大三島、静清、東海大翔洋、藤枝明誠など甲子園出場歴のある強豪私学や、掛川西、島田商、静岡商などの伝統校も上位争いに絡んできそうだ。
初戦(1、2回戦)の注目カードは常葉大菊川-静清。バッテリーを中心に総合力の高い常葉大菊川に対し、静清も昨夏準優勝当時の先発6人が残り、戦力は充実している。シード権争いが熾烈(しれつ)になりそうなのは静岡、飛龍、浜名、知徳のブロック。掛川西のブロックも常葉大橘や東海大翔洋などが入り激戦区となった。
常連校のほか、23大会ぶりの御殿場南、18大会ぶりの清水東、13大会ぶりの磐田西など久々の県出場校の躍進も注目される。