テーマ : お茶・茶況

新茶シーズン入れたてどうぞ “茶娘職員”振る舞う 静岡の2信金

 13日朝に静岡茶市場(静岡市葵区)で行われた新茶初取引に合わせ、市場近隣の金融機関がそれぞれ新茶サービスを実施した。リーフ茶の消費拡大を図る狙いで、豊かな香りと深い味わいを来店者が堪能した。

新茶を提供する茶娘姿の職員=静岡市葵区のしずおか焼津信用金庫安西支店
新茶を提供する茶娘姿の職員=静岡市葵区のしずおか焼津信用金庫安西支店

 しずおか焼津信用金庫安西支店では、茶娘姿に扮(ふん)した職員の太田葉月さん(19)らが入れたての茶を振る舞った。来店者は「渋くて少し甘みがある」「爽やかな香り」などと新茶シーズンの到来を楽しんだ。先着者には本山茶のパックも配布した。伊東和麿支店長は「地元のお茶のすばらしさを再認識してもらえたら」と話した。
 静清信用金庫は、同区の片羽、研屋町支店と本店営業部で新茶と茶菓子を配った。新型コロナウイルス拡大の影響で、店頭での実施は3年ぶり。本店営業部を担当した新入職員の津田麻衣さん(20)は、事前に茶の入れ方を学んで臨んだ。自分が入れた茶を来店者が飲む様子に「急須で入れるお茶の良さに改めて気付いた」とほほ笑んだ。

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