フェアトレード 二番茶で検討 掛川

 掛川市は11日、今年の掛川茶市場の二番茶取引で持続可能な荒茶取引「茶業版フェアトレード」が試験的に導入される方針であることを明らかにした。生産者の経営が安定する仕組み作りを目指す。
 JA掛川市によると一部の茶商と生産者の間で実施することを検討している。茶業版フェアトレードは昨年度に市が発表した茶業計画「掛川茶未来創造プロジェクト」の一環。荒茶は年によって相場が変わり、価格が安定せず生産者が離農する原因になるとし、適正価格での取引を促す。

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