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橋田寿賀子さん顕彰碑完成 熱海・親水公園

 多くの国民的ドラマの脚本を手がけた熱海市の名誉市民で、2021年4月に亡くなった橋田寿賀子さんの顕彰碑がこのほど、同市渚町の親水公園ムーンテラスに完成した。顕彰碑は一般財団法人橋田文化財団が建てた。橋田さんの功績とともに代表作の「おしん」「春日局」「渡る世間は鬼ばかり」などの名が刻まれている。

橋田寿賀子さんの顕彰碑の完成を祝う石井ふく子さん(右)と斉藤市長=熱海市渚町の親水公園(橋田文化財団提供)
橋田寿賀子さんの顕彰碑の完成を祝う石井ふく子さん(右)と斉藤市長=熱海市渚町の親水公園(橋田文化財団提供)

 除幕式には橋田さんと長年タッグを組み、名作を世に送り出したプロデューサーの石井ふく子さんや斉藤栄市長らが出席。平和への祈りが込められた橋田さんの作品と、温かい人柄をしのんだ。
 橋田さんは1974年から同市上多賀に自宅を構え、執筆活動をしていた。同財団の担当者は「橋田先生は自宅から一望できる熱海の海が大好きだった。顕彰碑も海の目の前にあり、喜んでいると思う」と話した。

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