高齢者の見守りと災害時支援で協定 長泉町と静鉄ストア

 長泉町は28日、高齢者見守りネットワーク事業と災害時の生活物資供給の支援に関する二つの協定を静鉄ストア(静岡市葵区)と締結した。

高齢者の見守りと災害時の生活物資の供給支援に関する2協定を交わした森下社長(左)=長泉町役場
高齢者の見守りと災害時の生活物資の供給支援に関する2協定を交わした森下社長(左)=長泉町役場

 町役場で締結式を開き、池田修町長と森下登志美社長(58)が協定書を交わした。
 同社は移動スーパーで町の個人宅を訪問し、商品を販売する際に高齢者の見守りや安否確認に協力する。異変を発見した場合、町長寿介護課に連絡する。町が同様の締結をしたのは24団体目。
 災害時、同社は町の要請を受けて飲料水や食品、トイレットペーパーなどの生活必需品の供給を支援する。森下社長は「食品などと一緒に安心を届けられれば」と話し、池田町長は「町だけで課題解決は不可能な場合がある」と協力に感謝した。

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