テーマ : 新商品・新技術

松崎産ポンカンで発泡酒 都内醸造所 町内飲食店で販売

 松崎町産のポンカンを使ったオリジナルの発泡酒「伊豆松崎ぽんかんエール」の販売が、町内飲食店で始まった。東京都の醸造所が、同町の農家から仕入れた市場に出回らない規格外のポンカンを活用。今後は季節ごとに旬のかんきつ類を材料に使って製造する予定で、新たな名産品化を目指していく。

松崎町のポンカンを使った発泡酒=同町江奈の飲食店
松崎町のポンカンを使った発泡酒=同町江奈の飲食店

 製造するのは、東京都杉並区の方南銀座商店街振興組合などが開設したビール醸造所「方南ローカルグッドブリュワーズ」。同町小杉原でキャンプ場「へんな村」を展開する「i.h.s」(同区)代表で、同組合理事の斎藤優さん(46)の仲介で開発に至った。
 ポンカンを皮ごと使用し、麦芽やホップと混ぜ合わせた。爽やかなポンカンの風味やビールのような苦みが特徴。都内のイベントで3月上旬に販売し、好評だったという。斎藤さんは「観光客や地元の人にも楽しんでもらいたい。松崎の地域活性化につながればうれしい」と話した。
 1本330ミリリットル、800円(税込み)。アルコール度数は4・5%。200本の限定販売で、なくなり次第終了する。

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