遺贈希望者支援へ協定 島田掛川信金と牧之原市

 島田掛川信用金庫と牧之原市は22日、自分の死後に残った財産を遺言によって寄付する「遺贈」を希望する市民を支援するための協定を結んだ。

協定を結んだ杉本市長(右から2人目)と伊藤理事長(同3人目)=牧之原市役所榛原庁舎
協定を結んだ杉本市長(右から2人目)と伊藤理事長(同3人目)=牧之原市役所榛原庁舎

 協定は市民の意向に沿って円滑な寄付を実現させることが狙い。同信金では顧客ニーズに応じて、遺贈先の候補として市を紹介。市は市民から遺贈の申し出があった場合、同信金の遺言信託などのサービス利用を促す。
 市役所榛原庁舎で開かれた締結式には同信金の市川公会長、伊藤勝英理事長、杉本基久雄市長が出席した。杉本市長は「遺贈の制度が浸透しない中、多くの市民に知ってもらうという意味でも協定は非常に有意義なもの」と話した。

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