テーマ : 新商品・新技術

茶況(3月13日)浅蒸し茶を使用 ビール3種開発 藤枝でお披露目

 藤枝市地域おこし協力隊の満藤直樹さん(53)や地元製茶業者らが、藤枝の浅蒸し茶を使ったクラフトビール「藤枝エール」を開発した。地元住民に向けたお披露目会がこのほど、同市仮宿の日本料理店「百の木」で開かれた。

藤枝の浅蒸し茶を使ってクラフトビール「藤枝エール」を開発した満藤直樹さん(中央)ら=11日、藤枝市仮宿
藤枝の浅蒸し茶を使ってクラフトビール「藤枝エール」を開発した満藤直樹さん(中央)ら=11日、藤枝市仮宿

 ビールは3種類で、浅蒸し茶の茶葉の量がそれぞれ異なる。ビールの醸造に不向きとされる浅蒸し茶を製茶業者が抹茶化し、茶のうまみを表現できる製法に挑戦した。
 お披露目会に参加した住民15人は味の違いを楽しんだ。満藤さんは「幅広い世代から好評を得ている」とうなずき、開発に携わった萩原製茶の萩原正史代表(51)は「茶の香りがしっかりしている。藤枝の茶の魅力が広まってほしい」と話した。
 市内外の飲食店計約25店舗で販売されている。

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