高校長級18人退職 静岡県内公立校 小中学校は120人

 静岡県教委と静岡、浜松両市教委は8日までに、2022年度末の定年退職者をまとめた。校長級の退職者数は高校などが18人、特別支援学校5人。小中学校は小学校62人、中学校58人の計120人が退職を迎える。

 教職員の異動作業は定年退職者の後任人事を中心に進んでおり、発表は20日の見通し。
 高校長級は、県高校長協会長で高校教育課指導監や総合教育センター所長を歴任した小関雅司・静岡のほか、同協会副会長の長井利樹・浜松北、渡辺紀之・沼津東らが一線を退く。県教員育成指標の改訂に伴う研修体系化に尽力した松下和弘・総合教育センター所長も職を退く。特別支援学校は山田伸代・藤枝らが、政令市以外の小中学校では県校長会長の西山義則・熱海多賀小、同副会長の小沢一則・袋井中らが退職する。
 静岡市の義務教育課程では、静岡市校長会長を務めた南雅司・城内中らが定年退職を迎える。浜松市では、市校長会常任理事を務め、地域に開かれた教育活動を推進した加藤志緒里・萩丘小らが退任する。

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