20年間で人口7千人増 長泉町長 議会答弁 町の成長を強調
長泉町の池田修町長は8日の町議会3月定例会一般質問で、ファルマバレープロジェクトが始動した20年間で、7千人超の人口増や、製造品出荷額が約2千億円増加したことなどを挙げ、町の成長に寄与してきたと強調した。今後もプロジェクトを基盤に医療田園都市構想を推進し、「住民が安心して暮らせる超高齢社会の理想のまちづくりを目指す」とした。植松英樹氏(政和会)に答えた。
町によると、地価公示価格も上昇しており、土地価格の平均変動率、住宅地の平均価格はともに県内1位。池田町長はプロジェクトの新拠点として「県医療健康産業研究開発センター」が開設されたことで、住宅や企業、店舗が立地し、土地利用が進んでいるとした。
医療田園都市構想は自然環境・住環境の良さを強みに、「高度な医療環境」による安心が実感できる▽「田園のゆとり」が味わえる▽「都市の活力」が生きるまちづくり―を推進する。
一般質問はこのほか、杉森賢二氏(新緑)も行った。