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長泉町議会一般質問 公立幼稚園 定数50%割れ 

 長泉町は6日の町議会3月定例会で、町内の3公立幼稚園の園児数が総定員数に対して昨年5月時点で50%を下回っていると明らかにした。要因について、共働き世帯の増加で保育園希望者が急増し、「幼稚園離れ」が進んでいるとした。宍戸浩こども未来課長が石川美穂氏(新風)の一般質問に答えた。
 町によると、3公立幼稚園の総定員数300人に対して在籍園児は計141人。2012年の計278人から10年間で約半分に減少した。町は本年度、未就園児童を持つ保護者を対象にアンケートを行ったほか、公立園再配置の取り組みを進める富士市と意見交換した。
 宍戸課長は「保育ニーズを分析し、公立の幼稚園、保育園、こども園の設置バランスなどについて、早急に議論を進める」と話した。
 一般質問はこのほか、大沼正明(政和会)、宮口嘉隆(新緑)各氏も行った。

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