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磐田の未来 静産大生6人提言 「サブカル、eスポーツでまちづくりを」 市職員らと実現性探る

 磐田市のまちづくりをテーマにした大学生の政策提言発表会がこのほど、同市中泉の磐田商工会議所で開かれた。産官学連携で地域活性化を図る取り組み。静岡産業大の学生6人が若者目線の斬新なアイデアを披露し、市職員や同会議所青年部会の会員約60人が発表に耳を傾けた。

磐田市のまちづくりをテーマにした政策提言発表会。産官学で意見交換し、政策実現の可能性を探る=磐田市中泉の磐田商工会議所
磐田市のまちづくりをテーマにした政策提言発表会。産官学で意見交換し、政策実現の可能性を探る=磐田市中泉の磐田商工会議所

 「サブカルチャーを使ったまちづくり」を提案したグループは、閑散としたJR磐田駅の現状や同市内の複数箇所がモデル地として登場したアニメ「ゆるキャン△」に着目。同駅周辺の空き店舗にアニメグッズやプラモデル販売店を誘致するほか、駅構内に大型モニターを設置してアニメ関連映像を流し、“サブカルのまち磐田”の認知を目指した。
 スポーツを核にしたグループは、障害の有無にかかわらず誰でも楽しめる「eスポーツ」を気軽に体験できるスポーツバーの施設案を提示した。
 発表後は産官学で意見交換し、政策実現の可能性を探った。「月1回、テーマを変えてサブカル絡みのイベントを開催する」「磐田の歴史文化とサブカルを融合し、市内を一緒に巡ってもらえたら」などの声が聞かれた。
 青年部会の助言を受けた学生有志が約半年間、地域活性化案を練った。政策提言書は17日、同会が草地博昭市長に提出する予定。

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