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産業拠点整備実績を強調 小山町長が代表質問答弁

 小山町議会3月定例会は2日、代表質問を行い、米山千晴氏(新生会)と渡辺悦郎氏(会派令明)が登壇した。池谷晴一町長と町議双方とも改選前最後の代表質問で、質問者は池谷町長の4年間の町政運営における成果を尋ねた。池谷町長は産業拠点整備を進める「三来(みらい)拠点事業」の着実な推進などの実績を強調した。
 池谷町長は「三来拠点事業はおおむね当初計画に沿って進んでいる」と説明。工業団地の造成、工場建物の新設や設備投資が進んだことなどにより、町税全体の6割強を占める固定資産税は2023年度当初予算で前年度比14・7%増の約28億円を計上しているとした。米山氏に答えた。
 渡辺氏への答弁では、「オール小山」体勢で臨んだ東京五輪・パラリンピック自転車競技ロードの成功に触れた。会場となった富士スピードウェイでは有観客も実現し、「町の歴史に深く刻まれ、町民の心に永遠に残るレガシー(遺産)になった」と述べた。
 池谷町長は子育て支援や福祉、文化芸術振興などの成果も示し、「1期目で着手した各種施策をさらに軌道に乗せ、ハード、ソフト両面バランス良く施策を展開して住民が幸せを感じる町を目指す」と2期目への意欲を示した。

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