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記者コラム「清流」 遠州名物浜納豆の魅力

 遠州地方の伝統的な発酵食品「浜納豆」の人気がじわりと広がっている。徳川家康が好んで食したことで知られ、大河ドラマ「どうする家康」放送で再注目された。鈴木醸造(浜松市東区)は、1カ月に1度だった仕込みを2度に増やして対応。鈴木博久社長(71)は「なんとか欠品が出ないように心がけている」とうれしい悲鳴を上げる。
 納豆といっても糸は引かず、見た目は黒茶色の大豆。味は塩辛くも、さっぱりとして後を引く。最近はソースやカレーの隠し味となる調味料として使用されることもあるという。
 個人的な好みは日本酒との食べ合わせだ。寒風吹きすさぶ浜松の冬、両者による晩酌を毎日楽しみに乗りきった。いよいよ春。今度は冷たいお酒との相性を確かめたい。
 (浜松総局・大山雄一郎)

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