本気の「まくら投げ」復活 伊東で3年ぶり全日本大会
修学旅行の一大イベントだったまくら投げを競技化した「第11回全日本まくら投げ大会in伊東温泉」(伊東市、伊東観光協会主催)が25日、コロナ禍での中止を経て3年ぶりに伊東市民体育センターで開幕した。全国から集った浴衣姿の参加者が白熱の試合を繰り広げる。26日まで。

競技は3セット制。2チームの選手が互いに相手を狙い、10個の枕を投げ合う。「大将」に当てるか自陣に残った人数の多いチームがセットを制する。32チームが出場し、2日目の決勝トーナメントを目指してリーグ戦で競った。
掛け布団で防御ができるリベロや攻撃のアタッカー、枕を回収するサポートなど役割ごとに動いた。一発逆転が狙える「先生がきたぞォ~」コールなどユニークなルールもあり、参加者は戦況を見極めながら試合を進めた。