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大鉄無人駅の芸術祭開幕 旧茶工場に“花畑”満開 女性題材の巨大オブジェも

 大井川鉄道の無人駅や周辺の集落を舞台にした「UNMANNED(アンマンド) 無人駅の芸術祭/大井川」(NPO法人クロスメディアしまだ主催)が23日、開幕した。国内外で活躍するアーティスト13組が島田市と川根本町の各地で作品を展示する。3月19日まで。

ポリ袋製の白い花がいくつも展示されている旧茶工場=川根本町久野脇
ポリ袋製の白い花がいくつも展示されている旧茶工場=川根本町久野脇
女性をモチーフにした巨大オブジェ=JR島田駅周辺
女性をモチーフにした巨大オブジェ=JR島田駅周辺
ポリ袋製の白い花がいくつも展示されている旧茶工場=川根本町久野脇
女性をモチーフにした巨大オブジェ=JR島田駅周辺

 同町久野脇の三津間集落にある旧茶工場では、作家の丸山純子さんが地元住民などから集めたポリ袋で仕上げた白い花が約1200本並び、華やかな空間に生まれ変わった。インキの代わりに廃油せっけんを使い、茶畑や茶摘みの光景を表現したシルクスクリーン版画も展示している。
 今回から同市のJR島田駅周辺も展示場所に加わり、駅前通りの空き店舗には、女性をモチーフにしたオブジェ「メダムK」を設置した。さとうりささんによる作品で、鮮やかな青色をした高さ約2・5メートルの大型作品が異彩を放っている。
 屋内作品の鑑賞は午前10時から午後4時まで。期間中の週末は、さとうさんの作品を出発地点に各地の作品を巡るツアーを開催する。日程別で計四つのコースを用意した。参加希望者は芸術祭の公式ホームページから予約する。問い合わせは同法人<電0547(39)3666>へ。

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