浜松ケーブルTV 不正アクセス被害 顧客IDなど流出か
浜松ケーブルテレビ(浜松市中区)は22日までに、インターネット接続事業用のサーバーに外部からの不正アクセスがあったと自社ホームページで発表した。サービス利用者の顧客IDや住所が流出した可能性がある。氏名や電話番号は別のサーバーで管理していて、同社は「顧客IDと住所から個人が特定されることはない」としている。
同社によると、2022年11月21日にケーブルモデムの制御サーバーを更新したところ、その8日後にサイバー攻撃の兆候を検知した。新たなサーバーのセキュリティー設定に不備があったという。被害を受け、更新以前のサーバーに戻した。流出した可能性のある顧客IDと住所は最大で2万2671件。担当者は「再発防止と情報管理の強化を徹底する」と話した。