沼津市、職員に停職の懲戒処分 イノシシ捕獲中に事故

 沼津市は16日、イノシシの捕獲作業中に公用車を運転して男性と衝突し、死亡させた農林農地課の男性会計年度任用職員(66)を停職6カ月の懲戒処分にした。男性職員は17日付で依願退職する。
 市によると、男性職員は1月23日、同市大平でイノシシの捕獲作業中に軽トラックを運転。鳥獣被害対策実施隊として市から委嘱を受けた市非常勤職員の男性(75)と衝突して水路に転落させ、男性が死亡する事故を起こした。監督責任として、上司の農林農地課長も訓告処分とした。
 頼重秀一市長は「公務執行における安全確保を徹底し、市民の信頼を回復できるよう努める」とコメントした。

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