充放電設備、EVに補助金 長泉町 新年度予算

 長泉町は13日までに、省エネ性能が高い「サステナブル住宅」導入の促進に向け、新たな補助制度を2023年度に設ける方針を固めた。対象は再生可能エネルギー設備のある家と電気自動車(EV)をつなぎ、相互に充電・放電できる「V2H充放電設備」などの設置費用。当初予算案に関連経費1500万円を盛り込む。
 新築・既築の一戸建て住宅に居住し、町税などの滞納がない町民を対象に、設備設置に5万円を補助する(太陽光発電設備など再生可能エネルギーから電気の供給を受けていることが条件)。また、同設備がある一戸建て自宅を所有・使用する人がEV、プラグインハイブリッド(PHV、PHEV)の新車を購入する場合に10万円を補助する。
 これまで町の補助の対象だった太陽光発電やZEH(ゼロエネルギーハウス)などへの補助と併用可能。受付期間は4月3日~来年3月8日。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞